悪い女 (나쁜 여자)

ふと見返したくなったんやけど、こんなに良い話やったっけ?て感じ(笑)

キムギドク監督の映画には、悲惨的な状況にもどっかにチラッと優しさってゆうか、
愛が潜んでるなぁ、と思う。
きっとロマンチストな人なんだろうなと。
(こんな映画を観てそんな事思うのかどうかはその人次第やけどね)

途中から結構がっつりヒューマンドラマになるんよね〜。
売春宿を経営してる親の元で育った娘と、
新しく来た娼婦。
この二人の、何とゆうか生き方を認めていく、とゆーか、仕事が違うだけで、普段の生活に何ら自分と変わりなく、
否定し続けてた娘が少しずつ歩み寄って行く。

軽蔑が生んだ相手への興味が、
自分の心に変化を与えるあたりが、
良い。