捜査官X(武侠)

ドニーイェン×金城武で送るサスペンスアクション…!?

アクション、サスペンス、悪ふざけ、の映画。
まず1912年とゆー結構古い設定。
ドニーイェンは相変わらず優しい顔で、穏やかなキャラ。
一方金城武は、街の捜査官。
ある事件をきっかけに、二人は出会い、敵なのか味方なのか、それとも運命なのか、とにかく出会ってしまったんだよな。

そこから金城武の妄想捜査と言っていいような捜査と謎解きが始まる。
その下りがまた面白い!

金城武なりの想像と謎解きの妄想を、ドニーイェンがスローで実演てゆー何とも面白い画になってるのです。

ただ、コミカルの中にも、残酷なシーンやアクションは満載。
ドニーイェンがホントの自分に戻った時の顔つきとか、吹っ切っちゃった感じがすごく良い。
細かい演技をするから、わかりづらいんやけど、そこが好き。

それに、コミカルに、シリアスに、静かに、伝えたい思いはわかる。

善と悪が真っ二つに分かれてるように観せながら、実は表裏一体。善人が意識なく、悪人の共謀者として動いてしまう、悪人が善人として生き、そこから悪人が流れてしまう。そんな風に、善と悪は関わり合ってるんだって、言いたかったのかなと。

一緒に行った茂木さんは金城武が好きみたいやけど、うちは断然ドニ様です!
アクションも素敵やけど、
演技も昔よりすごく自然で良かったなぁ。

金城武の良いカット。

ドニ様のアクションも見所です!