おおかみこどもの雨と雪
久々にブログを書く気持ちになったのは、
この作品が観た後も余韻が続き、そして出来るだけ多くの人が映画館に足を運んでくれる事を望むようになったから。
それくらい、この作品には力強く繊細なパワーがある。
おおかみおとこと恋に落ち、
二人のおおかみこどもを授かった花も、
物心ついたときから、父親がいなく、他の子供とは違う体を授かった雨と雪も、
ファンタジーのようにも、非現実的にもみえるこの話は、何よりも普遍的な家族の話。
この世界に生まれた子供みんなが、おおかみこどもなんだなぁ。
田舎の風景も、都会の雑踏も、アニメなのにリアルな描写も、全部が考えられた形なんだと思ったら、細田監督の頭を尊敬する。
こんなにも登場人物皆を愛せる作品には、なかなか出逢えない。
ずっと泣きっぱなし、笑っぱなしだった気がするなぁ、愛しくなって胸がきゅーーー!ってなったなぁ。
雪の中で走り回る3人のシーンは、まだまだ忘れられない、
花が見つけたおおかみおとこの夢は、
憧れた世界。
雨と雪の小さい頃は、可愛くて愛しくて、でも世話のかかる子で、
そんな作品に出会えて興奮が冷めないんだよなぁ。
言いたい事がいっぱいありすぎて、
言葉にならない。