桐島、部活やめるってよ

小説原作とゆーものの大半を読んでないので(映画の後からも特に読まない)、良し悪しを考える事はないのだ。

ただ予告観て、面白そう!と素直に思って素直に観に行っただけ!

の割に大きな収穫が…!
映画が面白い、とゆーのは前提としても、
神木龍之介くんがかなりの良い役者顔になってた。
子役の子はこれから大変やろーなーって思っちゃうから、何かこれ観て安心した。

イケメンやのに、理数系いけてない男子も出来る匂いを放ってる感じが、ホントにこの役に合ってた。
他の役者の子も自然な演技ですんなり観れた。学園もので年が近い子たちで演じるってのは、やりやすいのかも。

とにかくこの映画の斬新さとゆーか、わかりにくくわかりやすいユーモアのセンスがたまらなく面白い。
桐島が部活をやめるって噂だけで、ホントに乗り切っちゃうんやもん。

それで浮き彫りになる、自分の今いる場所は、自分で立ってる場所なのか?
誰かに立たせてもらってるだけの場所なのか?
そんな思春期特有の悩みと、ホントにありそうな希薄な友情とか男女関係。

その反対に、桐島の噂なんて知らないし特に事件と思わないようなイケてないとされる映画研究部員たち。

でもこの1番桐島に関係のない彼らが教えてくれる、最後に、全ての謎を。
全ての葛藤を!

最後の屋上のシーンはホントに興奮もの!
エンターテイメントであり、現代の闇を切り取った(それは言い過ぎかw)、かっこ悪くて素敵な映画。